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<報道資料>

Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.

2009年8月11日
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

マイケル・ジャクソンの映画
『THIS IS IT』を、全世界で劇場公開。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとソニー・ミュージック エンタテインメントが伝説のエンタテイナー、マイケル・ジャクソン、その最期のリハーサルとビハインド・シーンを映画化。10月29日、デジタル・サウンドとハイ・ディフニション画質で公開。

(カルバーシティ、カリフォルニア)8月10日、2009年/10月30日、世界はマイケル・ジャクソンの最期のコンサート、その最前席のチケットを手にすることになります。米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、米SPE)と米ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、米SME)が、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』を劇場映画化し、公開することを決定致しました。

 『THIS IS IT』はマイケル・ジャクソン財団(the Estate of Michael Jackson)の完全協力を得て 製作、クオリティの高いデジタル・サウンドとハイ・ディフィニション画像で収録された、ロンドンでの実施予定コンサート・ツアーのための、何百時間にも及ぶリハーサルとビハインド・シーンの映像を使用した劇場映画です。一部分、3Dのシーンも含まれる本作は、マイケル・ジャクソンのキャリアを鳥瞰するレトロスペクティブや彼の友人や仕事の関係者たちのインタビューから構成されています。

 本件は、米SPE、会長兼CEO、マイケル・リントンと米SPE、スタジオ部門共同会長エイミー・パスカル、米SME、CEO、ロルフ・シュミット=ホルツ、米SME傘下のコロンビア/エピック・レーベル・グループ、会長ロブ・ストリンガーによって、発表されました。これらの企業は、ソニー株式会社傘下のエンタテインメント主要部門です。

 長年マイケル・ジャクソン財団の弁護士であるジョン・ブランカと、40年来のジャクソン・ファミリーの友人で、音楽業界のベテラン・エグゼクティブ、ジョン・マクレーンによって運営されているマイケル・ジャクソン財団も、この発表に加わっています。この映画からの収益は、マイケル・ジャクソン財団を通じて、ジャクソン氏の遺言により発足の独立団体マイケル・ジャクソン・ファミリー・トラストが受け取ることになります。

 この独占的な映像の使用権利はAEGライブとマイケル・ジャクソン財団が保有しています。米SPEと米SMEは、AEGライブとマイケル・ジャクソン財団と共に、共同製作を行い、米SPEが映画の全世界配給を担当します。またAEGライブのランディ・フィリップスとポール・ゴンガウェアは、映画の製作者として参加します。

 映画の大半の映像は2009年6月に、米カリフォルニア、ロサンジェルスのステイプル・センターと同カリフォルニア、イングルウッド、ザ・フォーラムで撮影されたもので、マイケル・ジャクソンがロンドンの02アリーナで実施を予定していた50回分のコンサート・シリーズ、『THIS IS IT』を準備しているリハーサル映像などです。

 『THIS IS IT』は、全世界のマイケル・ジャクソンのファンの方々や音楽ファンの方々に、予定されていたスペクタクルなステージ、出演者、彼のキャリア、その舞台裏、それらすべての映像を提供いたします。また本作で、映画ファンの方々は、2009年ロンドン・コンサート・ツアーの最前列に座っているかのような臨場感を体験して頂けます。

 ブランカは「我々のゴールは、マイケルの遺産を威厳と尊敬を持って扱って下さるパートナーたちと組んでいくことです。また、キャサリン・ジャクソン夫人、マイケルの遺児3名と、氏が存命中、尽力した慈善関連の利益となる、氏の財団の価値を実質的に高めることを、我々は目指しています。我々は米SPEと米SMEという最高のパートナーを得たと確信しています。ソニーとマイケルは、お互いにとって実り豊かな歴史を長く共有してきましたので、この関係こそがまさに継続されるべきだと思っています」とコメントしています。

 マックレーンは「この映画は、ステージ上で興奮を創造し続けた、アーティストへのトリビュートであるのみならず、彼を愛し、彼がプロフェッショナルとして人生を捧げた全世界の何百万人ものファンたちへの最高の贈り物でもあります。ジョン・ブランカと私は、彼の遺族、遺児たちのために、マイケルの音楽的な遺産を、ソニーと共に作り上げることができることに大変な喜びを感じております」とコメントしています。

 またリントンは「マイケル・ジャクソンの圧倒的なパフォーマンスの迫力に、観客は驚嘆されることと思います。最期となったステージ上で歌い踊る彼の、この歴史的な記録は、信じられないようなパワーで、伝説のアーティストを、非常に美しい映像と音響で、浮き彫りにするでしょう。この映画を製作する、その重要性は、アーティストとしてのマイケルへの敬意を示すことだけではなく、彼の最期のパフォーマンスを、マイケル・ジャクソン財団と共に、ファンの方々への贈り物にする、光栄に浴することだと思っています。この映画はマイケル・ジャクソンが、ステージ史上、最高に偉大なエンタテイナーの一人であることを証明する、更なる証になると思います」とコメント。

 ロブ・ストリンガーは「マイケルは、彼の歌、創造的な天才性、肉体表現、芸術への情熱を通して、生き続けます。ステージ上での彼は完璧主義者でした。この映画を通して、観客の方々は、多くの方々が初めて、いかにマイケルが、完璧に、自分のパフォーマンスを作りだすために、自らを注ぎ込んでいたのかを、理解することとなるでしょう」とコメント。

 このコンサート『THIS IS IT』のクリエイティブ・パートナーを務め、また本作映画の監督となるケニー・オルテガは「世界の観客の方々は、マイケルがこのプロジェクトに注ぎ込んでいた、情熱と創造性を経験できたことで、いかに我々のチームが恵まれていたかを理解して頂けるでしょう。彼はこの『THIS IS IT』の建築デザイナーで、私たちは建設者でした。製作の初期段階から、LAのステイプルズ・センターでのテクニカル・リハーサルまでを撮影した映像は、いかにマイケルが、舞台上のこと、振り付けから、音楽、照明、美術、オリジナルの短編映像やビデオの背景となるもののコンセプトにいたるまで、製作のあらゆる段階で創造的に関わっていたかを証明してみせるでしょう。そして、またマイケルが世界でも最高に偉大なエンタテイナーの一人であり、業界の中でも最高にクリエイティブなマインドを持つ人々の一人であることを見せてくれることになるでしょう。『THIS IS IT』はマイケルの最期の劇場での作品であり、今現在、まだ進行中ではありますが、マイケルがいかに深くその作業を楽しんでいたかを見せてくれるでしょう。また彼が新たな劇場での勝利への道を歩んでいた途上であったことを明らかにしてくれるでしょう」とコメントしています。

 数週間後には、更なる映画についての情報が、www.michealjackson.comで、ご覧いただけるようになります。

 米SPE、ワールドワイド・アフェアーズのプレジデント、ピーター・シュレッセルが、米SPEのために、本作映像のための交渉にあたり、ジョン・ブランカがマイケル・ジャクソン財団を代表しました。

 最も広く愛されたエンタテイナーの一人であり、史上最大の影響を世界に与えたアーティストの一人として、マイケル・ジャクソンは、消しがたい痕跡をポピュラー・ミュージックとカルチャーの世界に残しました。

 マイケル・ジャクソンの5つのソロ・アルバム、「Off The Wall」、「Thriller」、「Bad」、「Dangerous」、「HIStory」 は、ソニー・ミュージック・レーベルのエピック・レコーズ発売で、歴代トップセラーです。その中でも「Thriller」は1億万枚以上の売り上げというレコーディング産業史上、全世界アルバム売り上げ最高を誇っております。またこのアルバムからのシングル・リリースのセールスは全世界で1億枚以上の売り上げとなり歴代記録となっています。

 彼の比類なきキャリアにおいて、マイケル・ジャクソンは推定7億5000万の売り上げを全世界で記録し、13ものナンバー1シングルをリリースしてきました。ロックの殿堂入りを2回も果たした、一握りのアーティストの内の一人でもあります。ギネス世界記録はマイケル・ジャクソンを史上最も成功したエンタテイナーとしており、また「Thriller」を、史上最高の売り上げを記録したアルバムと認定しています。マイケル・ジャクソンは13のグラミー賞を受賞し、アメリカン・ミュージック・アウォードのアーティスト・オブ・ザ・センチュリー・アウォードを受賞しています。

 マイケル・ジャクソンは、ジャクソン5の一員として彼の兄弟たちと11歳で音楽ビジネスを開始。1980年代には、「ビリー・ジーン」、「ビート・イット」や一世を風靡した「スリラー」のような画期的なプロモーション映像によって、ミュージック・ビデオに大きな影響を与えました。マイケル・ジャクソンのサウンド、スタイルやダンスの動きはポップス、R&B、ヒップ・ホップなどのアーティストたちの、次世代の後継者たちをインスパイアしてきました。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとは:
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(米SPE)はソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ(SCA)の傘下にあり、SCAは東京を本拠地とするソニー株式会社の傘下にあります。米SPEのグローバルな事業展開は映画製作と配給、TV番組制作と配給、デジタル・コンテンツ製作と配給、全世界的なチャンネル事業、ホームエンタテインメントにおける買い付けと配給、スタジオの運営、新しいエンタテインメント商品、サービス、技術の開発、130カ国以上での映像エンタテインメントの配給事業などです。米SPEについてはhttp://www.sonypictures.comをご参照ください。

ソニー・ミュージックエンタテインメントとは:
ソニー・ミュージックエンタテインメント(米SME)は、地域的なアーティストから世界的なスーパースターの両方が広くその名簿に名前を連ねる世界的なレコード音楽会社です。史上最も重要なレコーディングを含む膨大なカタログを誇っております。アメリカン・レコーディングス、アリスタ・ナッシュビル、アリスタ・レコーズ、アウェア、バッテリー・レコーズ、ビーチ・ストリート・レコーズ、ブラック・シール、BNA・レコーズ、シネマティック、コロンビア・ナッシュビル、コロンビア・レコーズ、エピック・レコーズ、エッセンシャル・レコーズ、フリッカー・レコーズ、フォー・ヨー・ソウル、ゴスコ・セントリック、ヒッツ・コミッティー・エンタテインメント、J レコーズ、ジャイブ・レコーズ、ラフェイス・レコーズ、レガシー・レコーディングス、マスターワークス、ポロ・グラウンズ、RCAレコーズ、RCA・ナッシュビル、RCAレッド・シール、RCAヴィクター、リユニオン・レコーズ、スライトリー・デンジャラス、ソニー・クラシカル、ソニー・ミュージック・ラテン、スター・タイム・インターナショナル、ヴァラティ・レコーズ、ヴォルケーノ・エンタテインメントを含む、あらゆるジャンルの音楽を代表するレコード・レーベルにとっての本拠地となっております。米SMEはソニー・コーポレーション・オブ・アメリカの傘下となります。米SMEについては、www.sonymusic.comをご参照ください。

<お問合せ先>株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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URL:http://sonypictures.jp