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<報道資料>
2010年02月16日
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
訃報
米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、米SPE)で1987年から23年にわたり映画製作で活躍、1997年1月にコロンビア トライスター、モーション・ピクチャー グループ、共同副会長(co-vice chairman of the Columbia TriStar Motion Picture Group)に就任したギャレス・ウィーガン(Gareth Wigan/享年78歳)が、2月13日(土)に逝去いたしました。
長い映画業界での経歴の中で、FOXでは 『スター・ウォーズ』や『炎のランナー』、米SPEではスコセッシやバーブラ・ストライサンドと組んだコロンビア・スタジオ作品を担当。またその後半、ハリウッドでローカル・ランゲッジ・プロダクションの分野を確立。賞レースを賑わせ、興行的に記録的大ヒットとなったアン・リー監督作品『グリーン・デスティニー』で一世を風靡。チャン・イーモウ監督のヴェネチア映画祭金獅子賞受賞『あの子を探して』、ベルリン映画祭銀熊賞受賞『初恋のきた道』、チャウ・シンチー監督『カンフー・ハッスル』、ガイ・リッチー監督『スナッチ』、マシュー・ヴォーン監督『レイヤー・ケーキ』等でも、輝かしい功績を残しました。闘病中もSPEのインターナショナル・フィルム・ビジネス、戦略アドバイザー(a Strategic Advisor to Sony Pictures Entertainment’s international film business)として最期まで米SPEに貢献いたしました。
ジョージ・ルーカスは「初めて『スター・ウォーズ』を彼が観てくれたとき、彼は感動して泣いてくれた。不安だった自分にとって、それがどんなに力になったことか。いつも私が必要なときに助けてくれたのはギャレスだった」とコメント。アン・リーは「彼は私にとって、また多くの映画製作者にとっての<お手本となる父>だった」とコメント。マーティン・スコセッシは彼の知性を褒め称え、バーブラ・ストライサンドは彼の優しさや愛すべき人間性を弔辞として寄せました。また米SPE、共同会長、エイミー・パスカルは「発想力に富んだ情熱家なリーダーで、映画と映画製作者たちへの彼の愛は類をみないものです。彼は米SPEと業界全体にとって永遠無二の存在です。そして私の愛すべき友人でした」とのコメントを出しております。
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