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<報道資料>

Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.

2014年3月24日
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

ソニー・ピクチャーズ スパイダーマンと共に
WWFの環境ムーブメント「アースアワー」に参画
3月29日(土)IPCC会議開催地・横浜市でのイベントにも協力

EcoSpidey

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下 SPE)は、WWF(世界自然保護基金)の国際的環境ムーブメント“アースアワー”に協力し様々な活動を展開していきます。SPEの映画の主人公であるスパイダーマンが“アースアワー”の親善大使にスーパーヒーローとして初めて就任し、「各人の持てる力を発揮し、地球を守るスーパーヒーローになろう」というメッセージを世界中に発信していきます。

 アースアワーは世界150以上の国と地域、約7,000の都市や街の人々が、同日同時間に電気を消すアクションを通じて、「地球の環境を守りたい」という思いをわかちあう国際的なイベントです。2014年は3月29日(土)午後8時30分から9時30分に、日付変更線に近い国々から、順次実施されます。

 当日は映画『アメイジング・スパイダーマン2』(日本公開4月25日)の主人公であるスパイダーマン、そして同作に出演しているアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、監督や製作者らが、シンガポールで開催される“アースアワー・グローバル・フラッグシップ・イベント”に参加します。
 日本では、IPCC会議(※1)のホスト都市である横浜の運河パークにてWWFジャパン主催イベントが開催され、横浜市や各施設が参加し消灯が行われます。29日(土)午後8時30分のカウントダウンで、スパイダーマン・イベントを行います。

 また今年は、世界各地で行われている環境保全プロジェクトのための資金調達を目的とする、クラウドファンディングおよびクラウドソーシングによる新デジタル・プラットフォーム“アースアワー・ブルー”がWWFにより立ち上げられ、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックスと監督のマーク・ウェブが、“アースアワー・ブルー大使”として各々が支援するプロジェクトをリードします(※2)。

 さらにSPEは、熱効率の良いコンロを提供することで森林伐採を防ぎパンダの生息環境を守る、WWF中国と“アースアワー・ブルー”によるプロジェクトに寄付を行い、『アメイジング・スパイダーマン2』の製作およびプロモーションで排出された温室効果ガスのカーボン・ニュートラル(※3)を実現していきます。長年にわたる環境活動をさらに拡大することで、『アメイジング・スパイダーマン2』は、コロンビア時代を含めたソニー・ピクチャーズ史上、最も環境に配慮したエンターテインメント大作映画となりました。

 「スパイダーマンは常に人々が共感できるスーパーヒーローでした。主人公のピーター・パーカー(スパイダーマン)はすべての人にとってのヒーローであり、インスピレーションを与えてくれる存在です。ですから、アースアワーに協力して、地球を守る力をすべての人に与えるというのは、スパイダーマンにとてもふさわしいことだと思います」と、米ソニー・ピクチャーズ副会長 兼 ワールドワイド・マーケティング・アンド・ディストリビューション会長のジェフ・ブレイクはコメントしています。

 SPEはその他に、映画の環境保護への取り組みやWWFとの試みを広く知らしめるための活動、“EcoSpidey”を立ち上げました。『アメイジング・スパイダーマン2』の製作にまつわる環境保護活動をまとめた動画“EcoSpidey Sizzle Reel”(http://bit.ly/EcoSpideySizzle)、EcoSpideyゲームを楽しむとともに映画のエコに関する舞台裏の写真を表示したりSPEを通じてスパイダーマンの“アースアワー・ブルー”プロジェクトである'A Flame called Hope'へ募金ができる“EcoSpidey Photo Hunt Game”、日々更新される“@EcoSpidey Twitter”などで、より良い環境へ人々の力を使うよう、意識の向上を促していきます。併せて世界中のSPE社員に対しても、「スパイダーマンと一緒に地球のスーパーヒーローになろう」とイントラネット等を通じて呼び掛け、楽しみながら環境について学んだり実践の手引となるオンラインツール“Practically Green”を導入するなどしています。

■アースアワー(英語):earthhour.org
■アースアワージャパン:http://www.wwf.or.jp/campaign/earthhour/
■アースアワー&スパイダーマン特設ページ(英語):http://www.earthhour.org/spiderman

EARTH HOUR

■EARTH HOUR(アースアワー)2014 /主催:WWFジャパン、後援:環境省
2014年3月29日(土) 日本全国
イベント『EARTH HOUR 2014 in Yokohama』/主催:WWFジャパン、後援:環境省、横浜市
電気やエネルギーの大切さを感じながら、地球の環境を考え、被災地への祈りを捧げるEARTH HOURに、ぜひご参加ください。
詳しくは、こちら> http://www.wwf.or.jp/join/action/event/2014/03/earth_hour2014.html

(※1)    国連の地球温暖化に関する科学の最高峰の報告書である「気候変動に関する政府間パネル」のこと。IPCCの報告書は、3つの作業部会から出され、温暖化の影響を報告する第2作業部会の総会が、2014年3月、日本・横浜で開催。
(※2)    各支援プロジェクト
・アンドリュー・ガーフィールド:'A Flame called Hope' 
ネパールの村落へクリーン・バイオ・ガスを供給し、薪の大量消費と森林減少を防ぎ、住民の生きる糧を守る。
・エマ・ストーン:'Puppy Protectors'
ネパールのレンジャーとともに活動する探査犬を育成し、野生生物犯罪や不法取引を見付け、密猟者を取り締まる。
・ジェイミー・フォックス:‘Light Up a Village'
アースアワーの森周辺の600世帯をサポートし、エネルギー効率の良い技術と製品を支給し、薪への依存を減らす。
・マーク・ウェブ監督:‘Power up a Ranger' 
インドネシアのスマトラトラ、象、サイ、オラウータンなどの絶滅危惧種の生息環境を守るWWFレンジャーへより
良い装備を提供する。
(※3)    カーボン・ニュートラルとは、企業などが自らの温室効果ガス排出量を認識し、これを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること、または他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部を埋め合わせた状態。

■アースアワーについて
アースアワーはWWFによる国際的な環境保護ムーブメントです。オープンソースの環境保護キャンペーンとして最初に実施されたものの一つであったアースアワーは、一つの街でのシンボル的なイベントから、環境によい結果をもたらす個人、企業、組織、政府による行動をクラウドソーシングする国際的なムーブメントへと成長しました。2014年、アースアワー・ブルーによって、そのムーブメントが最もエキサイティングなステージへと発展し、地球を守る運動、改革、そして創造性のためのクラウドファンディングおよびクラウドソーシングの最前線に立つことになります。

■WWFについて
WWFは世界最大にして最も高く評価されている環境保全団体の一つであり、500万人 以上のサポーターと、100か国以上で活動を展開するグローバルネットワークを有しています。WWFは、世界の生物多様性を守り、再生可能な自然資源の持続可能な利用が確実に行われるようにし、環境汚染と浪費的な消費を削減することで、地球の自然環境の悪化を食い止め、人間が自然と調和して生きる未来を構築することを使命としています。

■米ソニー・ピクチャーズについて
米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (SPE) は、東京に本社を置くソニー株式会社傘下の、ソニー・エンターテインメント・インクの子会社です。SPEは、映画の製作・買い付け・配給、テレビ番組の制作・買い付け・配給、テレビジョン・ネットワークの運営、デジタルコンテンツの制作・配給、スタジオ施設の運営、新しいエンターテインメント商品・サービス・技術の開発など、グローバルな事業を展開しています。詳細については、 http://www.sonypictures.comをご覧ください。

■『アメイジング・スパイダーマン2』について
スパイダーマンにとって一番重要な戦いは内なる戦い、すなわち、ピーター・パーカーとして負っている平凡な義務と、スパイダーマンが担う非凡な責任との間のせめぎ合いであることは昔から知られてきた。しかし、『アメイジング・スパイダーマン2』でピーター・パーカーは、それよりもさらに大きな戦いが待ち受けていることを知る。
日本公開:4月25日/全米公開:5月2日
公式サイト: http://www.amazing-spiderman.jp/
監督:マーク・ウェブ  
出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、サリー・フィールド、ジェイミー・フォックス

<お問合せ先> 株式会社 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント  コーポレート広報
〒105-8415 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス2F http://sonypictures.jp