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<報道資料>
2021年9月15日
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
12人の監督、12の物語。
12本の物語からなる『DIVOC-12』遂にお披露目!
松本穂香、小関裕太、藤原季節、ロン・モンロウ
藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督
超豪華キャスト陣&監督が完成披露舞台挨拶に登場!
横浜流星からのサプライズ映像も!
12人の監督と豪華キャストの共演による、12本の短編からなるオムニバス映画『DIVOC-12』(読み方:ディボック-トゥエルブ)が10月1日(金)に全国公開されます。12作品全てが完全オリジナルストーリーで紡がれる未体験エンタテインメントとして完成した本作は、12人の監督と豪華キャスト陣が “映画の力を信じて”作り上げた、唯一無二の作品です。
本作の中核となって映画制作を牽引していく3人の監督は、『新聞記者』(19 年)で第 43 回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要 3 部門を受賞した藤井道人監督、第42回日本アカデミー賞8部門で賞を受賞し、世界中で社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』(18 年)の上田慎一郎監督、第 41 回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』(17 年)の三島有紀子監督。また、藤井道人監督『名もなき一篇・アンナ』の主演に横浜流星、上田慎一郎監督『ユメミの半生』の主演に松本穂香、三島有紀子監督『よろこびのうた Ode to Joy』の主演に富司純子と藤原季節など、豪華俳優陣が参加。
日本映画界を代表する監督たち、一般公募より選ばれた新人監督含めた9名の監督たち、そして、プロジェクトに賛同した豪華キャスト陣による『DIVOC-12』は「新型コロナウイルス(COVID-19)をひっくり返したい」という強い想いが込められて始まった、コロナ禍でのクリエイター支援プロジェクトです。
そしてこの度、本作の完成を祝して松本穂香、小関裕太、藤原季節、ロン・モンロウ、そして映画監督の藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督が9月14日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『DIVOC-12』10月1日全国公開)の完成披露試写会に登壇しました。
左より、藤井監督、上田監督、ロン・モンロウ、松本穂香、小関裕太、藤原季節、三島監督。
プロジェクト発表から約1年、ついに『DIVOC-12』が完成しました。『名もなき一篇・アンナ』監督の藤井監督は「短編から監督としてのキャリアをスタートさせて15年が経って、また短編映画が撮れると思うとワクワクした」と声を弾ませ、これがスクリーンデビューのロンには「粘り強く撮影についてきてくれた。過酷な撮影の中にあっても、ロンちゃんは明るく太陽のような存在でした」と絶賛。ロンは「撮影では沢山勉強をさせてもらい、感謝しています」とプロジェクト参加への喜びを伝えていました。さらにロンは、女優としての先輩・松本に「役作りの秘訣は何ですか?」と興味津々に質問。松本は恐縮しつつも「その役がどんな人生を送ってきたのかを想像する。想像力を働かせることが秘訣」と演じるキャラクターを立体化する上での秘訣を伝授していました。『ユメミの半生』監督の上田監督は「小関君は会う前から台本について連絡をくれたり、現場では銃を持ってカッコつけたりしてみんなを笑わせてくれた。真面目だし、笑わせてもくれる素晴らしい俳優。穂香ちゃんはユメミという役柄を脚本以上に膨らませてくれて、生きたユメミを演じてくれました」と太鼓判。小関は「僕もユメミを演じる穂香ちゃんが脚本を超えてきたのは感じていました。オーバーなシーンでは恥ずかしくなる自分がいたけれど、穂香ちゃんには笑みが一切なかったそれを見て自分も集中しなければと背筋がピンッ!と伸びました」と真剣な松本に感謝するも、当の松本は「…私は一切記憶にない」と苦笑い。まさかの肩透かしに小関は「ウソ!僕はだいぶ引っ張ってもらったけどなあ」と照れていました。『よろこびのうたOde to Joy』監督の三島監督は、「富司純子さんは存在自体が映画。それと同じ熱量で相手役として挑めるのは季節君だと思った」と大女優との“競演”に感激し、役柄の設定に合わせるべく宮城県南三陸町で独自に役作りをしたという藤原に「きちんと役の人生を生きようとしてくださったのは監督としてこの上ない幸せ。自分にとって人生の宝のような映画になりました」と感動。そんな三島監督の言葉に号泣の藤原は「自分にとって今回の現場は出会いの場。自分自身が救われたように思う。極寒の海で這いつくばりながら役を生きようとした富司さんの姿を見て心が震えました」と熱い涙を流しながら報告していました。
『DIVOC-12』は12の監督と豪華キャストの共演により生まれた、12本の短編からなる未体験のエンタテインメント作品。藤原はオススメ作品として『ユメミの半生』を挙げて「暴れっぷりがスゴイ!『よろこびのうた Ode to Joy』を見た後だと、感情が混乱します。思い出し笑いしちゃうくらい面白い」とお気に入り。一方、小関は山嵜晋平監督の『YEN』、松本は「物語が始まってすぐに好きだと思った」とふくだみゆき監督による『魔女のニーナ』を一押しに。ロンは志自岐希生監督・石橋静河主演の『流民』を「演技がすごく素晴らしかった。色んな表情を見ることができて演技の勉強になった」とプッシュしていました。
イベント後半では『名もなき一篇・アンナ』に出演する横浜流星からサプライズでビデオメッセージが上映されました。横浜は「この状況下の中で色々なことを感じてる人がいると思う。そんな方々にこの作品を通して光を照らすことができたらいいと思うし、背中を押せたらいいと思う」などとコメントを寄せました。藤井監督は「久しぶりに流星と一緒に映画を撮れて嬉しかった。彼の好きなところは変わらないところ。昔から人間としての純粋さが変わっていないのが彼の武器」と横浜の魅力を分析。共演したロンも「横浜さんはみんなに優しい」と人柄に惚れていました。
最後は、全国公開に向けて3監督がメッセージを込めました。「コロナ禍の不安な中でこの企画を聞いた時は、砂漠の中に一輪のバラを見つけたような気持ちになった。みんなで育てたバラを皆さんの心の中でも育ててほしい」と三島監督が語ると、「テーマもジャンルもバラバラの12本。普段見ないようなタイプの映画にも出会えるはず。刺激を受けてほしい」と上田監督も続き、最後に藤井監督は「12人の監督と12本の物語の中から、自分の好きな一本を見つけてほしい」とコメント。それぞれが全国公開を待ちわびていました。
≪『DIVOC-12』完成披露試写会 概要≫
■日時:9月14日(火) 実施
■登壇者(敬称略):松本穂香、小関裕太、藤原季節、ロン・モンロウ、
藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督
『DIVOC-12』とは?(プロジェクト概要及び作品情報)
「DIVOC」はCOVIDを反対に並べた言葉です。「12人のクリエイターとともに、COVID-19をひっくり返したい。」という想いが込められています。また、DIVOCのそれぞれの文字が表す下記の意味を軸にプロジェクトを進めていきます。
Diversity(多様性)/Innovation(革新)/Value(新しい価値)/Originality(個性)/Creativity(創造)
『DIVOC-12』は、ソニーグループが立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」の支援活動の一環として、コロナ禍で映像制作活動において大きな影響を受けているクリエイターたちを支援するプロジェクト。映画制作を牽引していく3人の監督は、『新聞記者』(19年)で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要3部門を受賞した藤井道人監督、世界中で社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』(18年)の上田慎一郎監督、第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』(17年)の三島有紀子監督。日本映画界を代表する3監督たちそれぞれの元に、一般公募より選ばれた新人監督含めた9名が集い、3チームごとにテーマを掲げ、映画制作を行っていきます。
そんな監督たちの元に集い、共に映画制作を行うのは、
“成長への気づき”というテーマを掲げる藤井道人監督チームの志自岐希生(しじききお)監督、林田浩川(はやしだひろかわ)監督、廣賢一郎(ひろけんいちろう)監督、
“感触”というテーマでメガホンを取る上田慎一郎監督チームのふくだみゆき監督、中元雄(なかもとゆう)監督、エバンズ未夜子(えばんずみやこ)監督、
“共有”というテーマで制作する三島有紀子監督チームは山嵜晋平(やまさきしんぺい)監督、齋藤栄美(さいとうえみ)監督、加藤拓人(かとうたくと)監督。世界を沸かす、日本映画界の新たなる才能たちが集結しました。
藤井道人監督作品『名もなき一篇・アンナ』の主演は横浜流星。志自岐希生監督作品『流民』(るみん)の主演は石橋静河。林田浩川監督作品『タイクーン』の主演は、オーディションにより発掘された、小野翔平。共演に窪塚洋介。そして、廣賢一郎監督作品『ココ』の主演は笠松将。コロナ禍で思うような制作活動ができない中、今回、藤井監督チームは“成長への気づき”をどう表現するのでしょうか。
上田慎一郎監督作品『ユメミの半生』の主演は松本穂香、共演に小関裕太。ふくだみゆき監督作品『魔女のニーナ』の主演は安藤ニコ、共演に、YouTubeチャンネル「HIMAWARIちゃんねる」で260万人以上のチャンネル登録者数を誇る、家族 YouTuber のおーちゃん。中元雄監督作品『死霊軍団 怒りの DIY』の主演は、清野菜名。共演に高橋文哉。そして、エバンズ未夜子監督作品『あこがれマガジン』の主演は小川紗良と横田真悠。コロナ禍で人と触れ合いぬくもりを感じる機会が減った今、“感触”をテーマに掲げる上田監督チームは、映画を通じ私達に何を伝えてくれるのか、期待が高まります。
三島有紀子監督作品『よろこびのうた Ode to Joy』の主演は富司純子と藤原季節。山嵜晋平監督作品『YEN』の主演は蒔田彩珠、共演に中村守里。齋藤栄美監督作品『海にそらごと』の主演は中村ゆりと髙田万作。そして、加藤拓人監督作品『睡眠倶楽部のすすめ』の主演は前田敦子。ベテランから旬の若手、そして『DIVOC-12』が掲げる若手俳優支援の一環で開催されたオーディションで選ばれし俳優まで、個性豊かな役者が顔を揃え、彼らが作品の中で一体何を“共有”するのか、注目が集まります。
作品名:DIVOC-12
キャスト:横浜流星 / 松本穂香 小関裕太 / 富司純子 藤原季節
石橋静河 / 小野翔平 窪塚洋介 / 安藤ニコ おーちゃん / 清野菜名 高橋文哉
蒔田彩珠 中村守里 / 中村ゆり 髙田万作
笠松将 / 小川紗良 横田真悠 / 前田敦子
監督:藤井道人 上田慎一郎 三島有紀子
志自岐希生 林田浩川 ふくだみゆき 中元雄 山嵜晋平 齋藤栄美
廣賢一郎 エバンズ未夜子 加藤拓人
主題歌:yama「希望論」(MASTERSIX FOUNDATION)
製作・配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved.
【DIVOC-12公式サイト】https://www.divoc-12.jp
【公式Twitter】@divoc_12
【公式インスタグラム】@divoc_12
10月1日(金)全国ロードショー
【宣伝お問い合わせ】 マンハッタンピープル