アイ・アム まきもと
ストーリー
人知れず独りで亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本は、故人の思いを大事にするあまり、つい自らのルールを優先してしまい周囲に迷惑がられていた。ある日身寄りなく他界した老人・蕪木の部屋で彼の娘らしき少女の写真を見つけるが、「おみおくり係」の廃止が決定し、蕪木の埋葬が最後の仕事となってしまう。蕪木の娘を探しだすこと、1人でも多くの人に参列して貰えるように、わずかな手がかりを頼りに、かつての友人や知人を訪ねていく牧本。少しずつ自身の変化も生じる中、彼がたどり着いた“奇跡のさいご”とはー