Episode 1
スモーキー・パットナム/ Smokey Putnum (No. 30)
FBIの長官が交代し、クーパーのレディントン特別チームも成果が求められる。リズが「大物犯罪者の情報を」とレッドの元へ行くが、レッドはその足で保釈保証人の事務所へ行き、逃亡犯を捕まえる賞金稼ぎを申し出る。その逃亡犯がスモーキー・パットナム。移動遊園地の支配人だが横領で起訴されていた。
Episode 2
グレイソン・ブレイズ/ Greyson Blaise (No. 37)
犯罪帝国再建をめざすレッドは、アート泥棒のグレイソン・ブレイズと会うため、ザグレブの競売会場まで自分を運ぶようクーパーらのチームに依頼。そこでブレイズと接触したレッドは、イタリアのコモ湖の湖畔にある家でパーティを開き、盗まれて30年近いレンブラントの絵を見せる、とブレイズに約束するが・・・。
Episode 3
ミス・レベッカ・スロール/ Miss Rebecca Thrall (No. 76)
レッドはリズに「警官が容疑者射殺」という新聞記事を見せる。犯罪者を射殺した警官は、暗殺者として雇われていたというのだ。リズとレスラーは殺されたスコットの両親に会い、スコットが勝ち取ったある集団訴訟の構造的和解金を、ウォーターデイ社が買い取っていたことが分かる。
Episode 4
エンドリング/ The Endling (No. 44)
レッドはリズを呼びつけ、最近アイルランドで起きた、引退した優秀な競走馬とその調教師の死は「エンドリング」と呼ばれる犯罪者によるものだと伝える。リズたちはまず、競走馬の死で恩恵を受けた会社CEOに事情聴取。通称「エンドリング」である犯人の女性に情報を提供したことを聞き出す。
Episode 5
イリヤス・サーコフ/ Ilyas Surkov (No. 54)
レッドはブラックリストの人物としてテロリスト、イリヤス・サーコフの模倣犯の存在をほのめかす。サーコフはもう死んでいるはずで、最近も続く彼の破壊行為は、彼の名をかたる何者かの犯行だと言う。リズたちはMI6に話を聞くことに。彼らはCIAのサーコフ追跡班と手を組み、サーコフにC4爆薬を横流ししていた建設会社の人物を特定していた。
Episode 6
旅行代理店/ The Travel Agency (No. 90)
リズはレッドに呼び出され、ミッチェル・ダニングが「旅行代理店」という殺し屋組織に狙われていると聞かされる。リズたちはダニングを保護しに行くが、目の前で射殺される。妻に話を聞くと、ダニングは突然遠出すると言い出したという。彼の車からヨーク郡での斧を使った殺人事件の新聞記事が見つかるが、妻は斧で殺された男を知らなかった。
Episode 7
キルギャノン社/ The Kilgannon Corporation (No. 48)
レッドは人を不法入国させる商売をしていたが、キャプランに潰されて以降誰かに乗っ取られており、その商売がずさんで何十人もの死人が出ていた。リズに協力を要請し、商売を乗っ取ったのがアイルランド人キルギャノン親子だと突き止めたレッドは、親子の父アーサーに取引を持ちかける。
Episode 8
イアン・ガーヴェイ/ Ian Garvey (No. 13)
リズは何度もトムの携帯にかけるが留守電は一杯。レッドはトムがニックの件を追っていると告げ、ピンチでも自分で切り抜けられる、とリズを安心させる。しかしトムの動きを追って、レッドバーチ・モーテルへ行くと、血だらけの部屋でトムの携帯を発見してしまい、パニックに陥る。
Episode 9
崩壊/ Ruin
リズは娘アグネスの安全を確保した上で、レッドに2つのことを約束させる。1つは自分の行方を追わないこと。もう1つは自分がいなくなってもチームへの協力を続け、ブラックリストの悪党たちを捕まえることだ。そしてリズはワシントンDCを去り、心の整理をつけるため、アラスカの森の中での生活を始める。しかし・・・。
Episode 10
情報屋/ The Informant (No. 118)
テロリストに資金を送っている口座を政府が割りだして資産を凍結しようとしていたが、その口座リストが盗まれた。盗んだのは「情報屋」だと言うレッド。容疑者は議員秘書のビショップで、ナヴァービが後をつけるとレストランから逃亡。その足で警察に駆け込み、ちょうどリストが盗まれた時間に別の場所でひき逃げ事件を目撃したと言う。
Episode 11
エイブラハム・スターン/ Abraham Stern (No. 100)
銀行の貸付係、エイブラハム・スターンがレッドの車を襲撃し、レッドから貴重な「リンカーン・セント」を奪っていく。伝説によると、そのコインには1930年代に隠されたお宝の場所が暗号として刻まれているという。そのコインはお宝の地図を示す4枚のコインのうちの1枚だとして、レッドはクーパーに協力を求める。
Episode 12
コック/ The Cook (No. 56)
手の込んだ細工による放火で、ある女性が自宅で死亡する。連続殺人者の犯行を疑ったレッドは、捜査への協力を求めるため収監中の放火犯 アール・フェイゲンの元へ特別作戦チームを送る。フェイゲンには仮釈放の審査が迫っていたため、彼に有利な証言をすることを条件に捜査に協力させることになった。
Episode 13
見えざる手/ The Invisible Hand (No. 63)
森の中から複数の死体が発見される。レッドは特別作戦チームに、「見えざる手」というグループの犯行だと告げる。そのグループは、合法ながら道徳的に非難されるようなことをしている者たちを標的にしていた。一方、レッドは窮地に陥った手下を助けようと力を貸す。トムに関して調べていたリズは、重要な手掛かりを見つける。
Episode 14
ローリー・シンクレア3世/ Mr. Raleigh Sinclair III (No. 51)
妻の浮気を目撃したブライアン・バレットは、復讐のためローリー・シンクレアに会う。シンクレアはバレットにマンハッタンでアパートを借りさせ、彼に似た男を捜し、さらにプロテーゼとメイクで依頼者そっくりの代役を仕立て上げる。一方リズは、FBIに復帰するため医師の精神鑑定を受けていた。
Episode 15
パティ・スー・エドワーズ/ Pattie Sue Edwards (No. 68)
リズは“ナヴァーロと会う”と偽情報を流して待ち伏せする。一方、レッドは資金洗浄絡みで問題を抱えており、独創的な打開策を模索していた。謎の女性がウイルスを拡散させる事件が起き、特別作戦チームが捜査に当たる。そしてアラムも現場に出るのだった。
Episode 16
カプリコーン・キラー/ The Capricorn Killer (No. 19)
リズは、新人プロファイラーの頃に手がけて未解決になっていた事件を、新たな手がかりをもとに再び捜査する。一方、ドクター・フルトンとのセラピーでは、リズは暗い衝動を抱く。特別作戦チームは、法の下にイアン・ガーヴェイを捕まえようとする。しかし、レッドは全く別のアプローチで彼を追い詰めていく。
Episode 17
アナ・グラシア・ドゥエルテ/ Anna-Gracia Duerte (No. 25)
レッドが電話していた相手のジェリー・ジュワルが殺される。彼は港湾管理者で、ナッシュ・シンジケートの密輸入に荷担しており、レッドはそれが記録された台帳を買おうとしていたのだ。だがFBIの見立てではジェリーを殺したのは白人至上主義者のクーガン。レッドはクーガンをさらってブリムリーに拷問させるが・・・。
Episode 18
ザラク・モサデック/ Zarak Mosadek (No. 23)
レッドと特別作戦チームは、イアン・ガーヴェイに圧力をかけるため、大量のヘロインを供給している人物をおさえるべく、パリへと向かう。一方、レッドの思惑を信用できないリズは、独自にガーヴェイを追う。
Episode 19
イアン・ガーヴェイ(続編)/ Ian Garvey (No. 13): Conclusion
ガーヴェイに対するリリアンの信頼は厚く、リズの説得も通じなかった。協力できないと断ったリリアンに無理強いはできず、リズはリリアンのコートに盗聴器を仕込んだ。リズの部屋を出たリリアンはガーヴェイと会うが・・・。
Episode 20
ニコラス・T・ムーア/ Nicholas T. Moore (No. 110)
レッドがわざとらしく隠した新聞記事が“バッグの秘密”に繋がると考えたリズは「どう見てもブラックリストに関わる事件」とチームに知らせた。記事で報じられたニューハンプシャーで保護された身元不明の白血病の少女は、ワクチンを打った痕跡も化学物質の体内蓄積もなく、両親を含む一切の記録がなかった。
Episode 21
ローレンス・デイン・デヴリン/ Lawrence Dane Devlin (No. 26)
ニューヘイブンの村でサマルは見つからなかった。“感染の時代”を信じていた住人たちから情報は得られず、連れ去った男を知っているのはムーアだけだった。ムーアは男の名前を教える代わりに釈放を求めたが、クーパーは応じなかった。
Episode 22
サットン・ロス/ Sutton Ross (No. 17)
サットン・ロスは80年代にアメリカのステルス戦闘機の設計図を盗んで中国に売りつけた犯罪者だったが、当時ロスの動きに気づいたアメリカは欠陥設計図を盗ませていた。そのロスが、高名なロボット学者デサイの新案が入ったハードディスクを盗むが、デサイ本人がいないと意味をなさないものだったため、デサイ本人と、一緒にいた子供たちも誘拐する。