ハウス・オブ・カード 野望の階段 ファイナルシーズン
ストーリー
フランク・アンダーウッドの亡き後、アメリカ史上初の女性大統領として躍進するクレア。持ち前のしたたかさでパワーゲームの主導権を握ろうとする彼女だが、経済力を武器に支配を強めるシェパード兄妹や、ホワイトハウス内外の敵は勢いを増していく。彼女の懸念はそれだけではない。権力には目もくれず、フランクに異常なまでの忠誠を誓うダグだ。そして、遂にフランクの死の真相がクレアに影を落とす――。
歴史的快挙を成し遂げた最高傑作、ここに完結。
アメリカ |2018年 | ミステリー・サスペンス ・ ドラマ
Seasons
歴史的快挙を成し遂げた最高傑作、ここに完結。
米国初の女性大統領としてついに最高権力を手に入れたクレア、
果たしてホワイトハウスは味方なのか、敵なのか・・・。
驚愕のラストが待ちうける大人気シリーズ、全世界待望のファイナルシーズン!
2人の大物が強力タッグを結成
ホワイトハウスを舞台に裏切りと報酬のストーリーが展開!
ハリウッドを代表する2人の大物が手を組んだ。1人は『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『ドラゴン・タトゥーの女』(11)など、世界に衝撃を与え続ける鬼才、デヴィッド・フィンチャー監督。そしてもう1人は、『セブン』(95)でフィンチャー監督と組み、『ユージュアル・サスペクツ』(95)でアカデミー賞の助演男優賞に、『アメリカン・ビューティー』(99)で同賞の主演男優賞に輝いた、当代を代表する実力派男優、ケヴィン・スペイシー。
2人が挑んだプロジェクトは、近年ハリウッドで映画以上にエキサイティングなエンタテインメントとなったドラマシリーズ。そこは現在、映画界の大物や異才、人気スターが、“映画では行けない”新たな高みに到達すべく、旺盛な創造意欲をぶつける場所になっている。ここを通らずしてキャリアを前進させられるクリエイターは、もういない。フィンチャーが第1・2話の監督を、スペイシーが主演を務めると共に、2人が製作総指揮まで買って出た話題の最新ドラマシリーズ大作が、この『ハウス・オブ・カード 野望の階段』だ。
スペイシー演じる主人公フランクは、ホワイトハウス入りを夢見てきた政治家。自分が支持する候補が大統領になった時、夢は叶うと喜んだが、新大統領を始めとする権力者たちはフランクを裏切り、その出世を拒む。しかし、そんな状況に甘んじるほどフランクは臆病じゃない。むしろ逆境に置かれたことで、フランクの底知れない闘争心に火がつく。
“俺の敵はホワイトハウス”。強大な権力を盾にかざす国家の中枢に、フランクは大胆不敵に斬り込んでいく。武器は2つ。緻密な知略と、平気で他者を犠牲にできる無慈悲のハート。利用できるものはすべて利用する報復の戦いに、フランクは飛び込んでいく。
プライドとキャリアの両方を傷つけられた男の野心に、熾烈な駆け引きや運命のいたずら、男女の欲望などが複雑に絡んだストーリーは、一度見始めると止まらなくなる面白さ。日本の流行語“倍返し”を思い出させながらも、展開のスケールはまさにハリウッド級だ。
歴史的快挙をなしとげた野心的プロジェクトに
ケヴィン・スペイシーら豪華キャストが集結!
目的のためには何でもする男フランクを、スペイシーは時にクールに堂々と演じたかと思えば、時に人間味たっぷりな巧演も。“TV界のアカデミー賞”である第65回エミー賞や、第71回ゴールデン・グローブ賞でドラマシリーズ主演男優賞にノミネートされた。
そんな第65回エミー賞では、フィンチャーに対するドラマシリーズ監督賞など3部門で受賞。また、フランクの妻クレアを演じるロビン・ライトが第71回ゴールデン・グローブ賞テレビの部で主演女優賞に輝き、テレビより先にネット配信で公開されたドラマとしてエミー賞とゴールデン・グローブ賞の両方で初受賞するという歴史的快挙をなしとげた。
スペイシーやライトらを相手にフレッシュな魅力を見せる、新星ケイト・マーラの魅力も見ものだ。フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラを妹に持ち、主人公フランクを翻弄し続けるセクシーな若手女性記者、ゾーイの役を体当たりで熱演。男性ファンの急増を予感させる。
フィンチャー以外の監督陣も充実
政界を知り尽くしたクリエイターが企画
監督陣はフィンチャー以外もジェームズ・フォーリー(映画『NYPD15分署』他)、ジョエル・シューマカー(2004年版の映画『オペラ座の怪人』他)、チャールズ・マクドゥーガル(TV「SEX AND THE CITY」「デスパレートな妻たち」他)、カール・フランクリン(映画『青いドレスの女』他)、アレン・コールター(『ハリウッドランド』他)と充実。
本作には原作がある。イギリス保守党でマーガレット・サッチャー首相のアドバイザーをつとめたマイケル・ドブスの初小説「ハウス・オブ・カード」と、後に『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)を手がけるアンドリュー・デイヴィスが脚色を担当し、イギリスBBCが映像化したドラマ「野望の階段」(90)だ。このハリウッドリメイク版『ハウス・オブ・カード 野望の階段』では、かつてヒラリー・クリントンら大物政治家たちと働き、映画『スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜』(11)によってアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされた脚本家ボー・ウィリモンが企画を担当。2つの原作にアメリカのリアルな政治状況やホワイトハウス事情を反映させてアレンジ。迫真のドラマに仕立てた。
第2シーズンでは、人気女優ジョディ・フォスターや、クレア役のロビン・ライトが監督したエピソードも話題の的に。
第5シーズンの製作も決まり、まだまだ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』から目が離せない。
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フランク・アンダーウッドの亡き後、アメリカ史上初の女性大統領として躍進するクレア。持ち前のしたたかさでパワーゲームの主導権を握ろうとする彼女だが、経済力を武器に支配を強めるシェパード兄妹や、ホワイトハウス内外の敵は勢いを増していく。彼女の懸念はそれだけではない。権力には目もくれず、フランクに異常なまでの忠誠を誓うダグだ。そして、遂にフランクの死の真相がクレアに影を落とす――。
歴史的快挙を成し遂げた最高傑作、ここに完結。
製作総指揮: メリッサ・ジェームズ・ギブソン、フランク・パグリース、アンドリュー・デイヴィス、マイケル・ドブズ、ロビン・ライト、デイナ・ブルネッティ、ジョシュ・ドーネン、エリック・ロス、デヴィッド・フィンチャー
企画: ボー・ウィリモン
クレア・アンダーウッド: ロビン・ライト(深見 梨加)
ダグラス・スタンパー: マイケル・ケリー(河本 邦弘)
キャサリン・デュラント: ジェイン・アトキンソン(喜代原 まり)
ジェーン・デイヴィス: パトリシア・クラークソン(宮寺 智子)
アネット・シェパード: ダイアン・レイン(塩田 朋子)
ビル・シェパード: グレッグ・キニア(飛田 展男)
マーク・アッシャー: キャンベル・スコット(田中 正彦)
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エピソード選択:
Episode 1
第66章
フランク・アンダーウッドの亡き後、アメリカ史上初の女性大統領として躍進するクレア。ところが、女性が最高権力を持つことに意義を唱える者も多く、非難や脅迫は後を絶たない。クレアの懸念はそれだけではない。それは、フランクが生前手を組んでいた出資者、ビルとアネットのシェパード兄妹だ。彼らは経済力を武器に、新政権での支配を強めようと企んでいる。同じ頃、ダグは精神科施設で過ごしていた。公聴会に備え「ゾーイ殺害」の真偽を探る担当医ローゼン。しかし、ダグは自分が犯人だというシナリオを徹底して貫く。
Episode 2
第67章
マークやシェパード兄妹が法案の署名をクレアに迫る中、オハイオ州で火災事故が発生。クレアは事の発端がシェパード家の所有する製油所と知り、オルムステッド知事を利用して非常事態宣言を出す。メディアにも一族の関わりを強調し、ビルとアネットに宣戦布告するのだった。シェパード自由財団で働くセスは、避難所で財団が開発したあるアプリを住民たちに勧める。アネットは事態収拾のため現場へ駆けつけるが、そこでクレアにより醜態をさらすはめに…。ダグはローゼンの隙を見て連邦検事にコンタクトを取り、静かに行動を開始する。
Episode 3
第68章
FUTURE法を皮切りに勢いを増すシェパード兄妹。そして最高裁判事の候補をめぐり、クレアは彼らと熾烈な駆け引きを繰り広げる。クレアのもとを訪れたデュラント元国務長官は、ある意向を伝える。しかし、それは彼女がクレアの敵にまわったことを明らかにするものだった。そんな中、姿を消していたジェーンがホワイトハウスに戻ってくる。ダグはフレッドの紹介で共和党のコール下院議員に会い、顧問に就任。そして、ハンマーシュミットにも大きな変化が訪れる。それは、ヘラルド紙がシェパード家の傘下に入るという衝撃的なものだった。
Episode 4
第69章
デュラントの追悼式が行われ、政治家や関係者が一堂に会する。そこにはロシア大統領ペトロフも姿を現し、緊迫したシリア情勢に関してクレアに取引を求めるのだった。沈黙するクレアをよそに、ペトロフとの話し合いを進めるマーク。しかし、ビルはそこにセスを送り込み、ロシアとの取引にまで執拗に干渉する。一方、デュラントの死に疑問を抱くダグは、ネイサンに真相を探るよう依頼する。ダグが手を下したと信じていたクレアも、これには動揺を隠せない。そんな中、「失踪中」のトム・イェーツに関する噂が立ち始める。
Episode 5
第70章
3週間も執務から遠ざかるばかりか、ダグに恩赦を与えたクレアにメディアは猛バッシング。一方シェパード兄妹は、マークを大統領の座に据えるべく計画を進める。そして、ビルは合法的クーデターともいわれる「修正第25条第4節」を発動するよう提案。マークは閣僚たちを密かに集め、クレアに退陣を迫るため動き出す。同じ頃、ダグはクレアがひた隠すフランクの遺言の秘密にたどり着き、ハンマーシュミットとジャニーンは真実を求めて取材を進めていく。そんな中、クレアは驚くべき方法で敵に一斉攻撃を仕掛けるのだった。
Episode 6
第71章
閣僚たちを一斉解任したクレアは、合衆国史上初となる女性のみの内閣を発足。さらに、ペトロフと共にマークのロシアスキャンダルをでっち上げ、ジェーンを監視下に置く。アネットからの指示通り、クルスはクレアの中絶を暴露。大きな反響を呼ぶが、クレアはひるむことなく邪魔者を次々と片づけていく。そんな中、ダグはシェパード兄妹のもとを訪れる。そこで、彼は知らぬ間に兄妹に操られていたことを思い知らされるのだった。ジャニーンとハンマーシュミットは、製油所事故とシェパード家の関わりを示す決定的証拠を手に入れる。
Episode 7
第72章
ダグがワシントンから姿を消して4か月後。彼はフランクが残した音声による日記を聞きながら、砂漠でレイチェルの遺体を捜していた。今やダグの生き甲斐はフランクの名誉を守ることだけにある。議会で大統領権限についての審議がなされる中、クレアは妊娠中の体で中間選挙に向けた遊説に力を注ぐ。そして、シェパード家が開発したアプリの危険性を訴える一方、裏ではペトロフと共にフランクの功績を闇に葬る準備を進める。支持率は増すばかりだったが、閣僚たちはそんな彼女に不信感を募らせていた。同じ頃、アネットはある卑劣な作戦に打って出る。
Episode 8
第73章
クレアはフランクを極悪人に仕立て上げ、彼の罪を追及することで自身のクリーンなイメージを守ろうとする。しかし、ここでダグが反撃を開始。彼はジャニーンと手を組み、フランクの自筆遺言書や音声による日記があることを世間に知らしめる。これに対し、クレアは最後の手段を使って国民の注意をそらそうとする。一方、ビルと決別したアネットは、大統領暗殺計画の実行に向け駒を動かす。ホワイトハウスに厳戒態勢が敷かれる中、ダグはクレアの待つ執務室を訪れるのだが…?そして、遂にフランクの死の真相が明らかになる。