ジェイン・オースティンの読書会
ストーリー
離婚歴6回のバーナデットは、愛犬を失った友人のジョスリンを励まそうと、ジェイン・オースティンの読書会を企画する。彼女は「オースティンは、人生の最高の解毒剤だ」と常々考えていたからだ。ジョスリンの親友シルヴィアも、ちょうど夫から「他に好きな人ができた」と告げられ、窮地に陥っていた。しかし、オースティンの長編小説は6冊あるため、メンバーもあと3人必要だ。まずは、趣味の合わない夫より、教え子にときめいているフランス語教師のプルーディー。そして、恋多きシルヴィアの娘、アレグラ。最後は唯一の男性にしてオースティン初体験の青年、グリッグ。メンバーも揃い、ようやく読書会が始まるが、それぞれの想いが絡み合い、思わぬ結末にたどり着いていく。