17歳の肖像
ストーリー
1961年、ロンドン郊外。ジェ二―はオックスフォード大学を目指す16歳。苦手なラテン語もチェロの練習も進学のために頑張り、味気ない日々。ある大雨の日、チェロを抱えてずぶ濡れのジェ二―は高級車に乗った30代のデイヴィッドに話しかけられる──「君のチェロが心配だから、楽器を車に乗せたい」と。紳士的なその態度に戸惑いつつも心奪われ、初デートに出かけたジェ二―。クラシックコンサートやエレガントなディナーなど“セレブで大人びた世界”に魅了され、デイヴィッドの恋の虜になっていく。だが彼にはある「秘密」があった…