スナッチ・ザ・シリーズ シーズン1
ストーリー
20代そこそこの新鋭若手ギャング集団がトラックいっぱいの金塊を手に入れたことで、彼らを取り巻く環境が一変。待ち受けるは悪徳警官、荒くれファイター、国際指名級マフィアなどの超極悪人たち。突如膨大な組織犯罪に立ち入ってしまった彼らは、ロンドンの暗黒街を様々な敵に追われながら駆け巡る!
20代そこそこの新鋭若手ギャング集団がトラックいっぱいの金塊を手に入れたことで、彼らを取り巻く環境が一変。待ち受けるは悪徳警官、荒くれファイター、国際指名級マフィアなどの超極悪人たち。突如膨大な組織犯罪に立ち入ってしまった彼らは、ロンドンの暗黒街を様々な敵に追われながら駆け巡る!
製作総指揮 :アレックス・デ・ラコフ
監督 :ニック・レントン
監督 :ローレンス・ガウフ
監督 :ジェフリー・サックス
チャーリー・ガヴェンディッシュ :ルパート・グリント
アルバート・ヒル :ルーク・パスクァリーノ
ヴィック・ヒル :ダグレイ・スコット
© 2017 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
エピソード選択:
Episode 1
運命の第4ラウンド / ALL THAT GLITTERS
アルバート・ヒル(ルーク・パスクァリーノ)は伝説の大強盗ヴィック(ダグレイ・スコット)の息子であり、父親の影響から逃れることを何より望んでいる。一方、父親のヴィックは刑務所で快適に暮らしながら、家族の合法あるいは非合法の商売を細かくチェックしている。アルバートはケチな商売から抜け出すべく、友達のチャーリー・カヴェンディッシュ=スコット(ルパート・グリント)と手を組み、共通の友人のビリー・エアーズ(ルシアン・ラヴィスカウント)をボクサーとして成功させようとマネジメント業を行っており、ようやく、成功の足がかりとなる大舞台を用意する。しかし、その試合はキューバ系のクラブ・オーナー、サニー・カスティーヨ(エド・ウェストウィック)の罠だった。試合に負け、手にするはずの大金も失ったアルバートは母親のリリー(ジュリエット・オーブリー)の言葉「餌食にされるか、はい上がるかよ」を深く心に刻む。そして、サニーの恋人で野心家のロティ・モット(フィービー・ディネヴァー)の提案を受け、サニーの今月の売り上げを銀行へ運ぶ輸送車を襲う計画を立てる。しかし、その襲撃が思わぬ事態を招く。アルバート、チャーリー、ビリーの3人は2台の輸送車に遭遇し、偶然にも金塊を積んだ車を襲うことになるのだ。
Episode 2
消えたダイヤモンド / BADDA BLING
仲間2人と慣れない強盗に手を染めたアルバートは、手に入れた金塊を父親の盗品隠し場所に保管することに決める。その頃、彼らの大胆な強盗劇を捉えた携帯動画はネット上で拡散し、地元のギャング・コミュニティでも大きな注目を集めていた。警察もその動画に気づき、15年前の金塊強盗でヴィック・ヒルを逮捕に追い込んだ警察官、ボブ・フィンク(マーク・ウォーレン)も動き出す。ロティはアルバートたちの強盗を黙っておく代わりに金塊の一部を要求。ビリーは彼女の見張り役を喜んで引き受ける。アルバートとチャーリーはヴィックの仲介で、悪名高い盗品商ソウル・ゴールド(ヘンリー・グッドマン)の“運び”の仕事を引き受け、それに失敗。最も敵に回したくないソウルを激怒させ、さらなるピンチに追い込まれる。ソウルから恐ろしい脅迫を受け、期限を突きつけられた後、チャーリーは金塊の一部を売ることを決意。ソウルの店で働く商魂たくましいクロエ・コーエン(ステファニー・レオニダス)に助けを求める。
Episode 3
ダイヤ奪還計画 / GOING IN HEAVY
サニーがソウルのダイヤを奪ったと知ったロティは、アルバート、ビリー、チャーリーの3人と結託し、期限までにダイヤを奪い返す手助けをする。アルバートに腹を立てたソウルは刑務所で豪勢に暮らすヴィックの特権を取り上げ、うまく適応できないヴィックをいら立たせる。アルバートは父親が信頼していた金庫破りの元名人、ノーマン・ゴードン(イアン・ゲルダー)を説得し、ダイヤ奪還計画に加える。一方、金塊強盗を捜査するボブ・フィンクはチャーリーに結びつく手がかりを得て、直接本人に詰め寄る。しかしボブの目的は逮捕ではなく金塊を手に入れることだった。ボブは金塊を自分に渡すよう、チャーリーを脅迫する。ダイヤ奪還は計画通りには運ばず、アルバートたちをさらなる窮地へ追い込む。リリーはアルバートが金塊強盗に関わっていることに感づく。
Episode 4
ニューヨークでの大騒動 / ACROSS THE POND
懲罰房で睡眠薬を飲まされたヴィックは、父親としての失敗体験の幻覚を見る。クロエはニューヨークで宝飾界のスターにのぼり詰めた男、ナス・ストーン(マイケル・オビオラ)に金塊の一部を売ることでソウル絡みの問題を解決しようとする。アルバートとチャーリーとクロエは金塊売却のためニューヨークに飛ぶが、チャーリーがタクシーの後部座席に金塊を置き忘れ、思いも寄らぬ危険な大騒動が巻き起こる。ロンドンではビリーとロティが、サニーに殺されようとしているノーマンの救出に動き出す。ビリーは彼が知る中で最も恐れ知らずのツワモノたちに協力を求める。父親の親族であり、アイルランドから放浪してきた流れ者の一族だ。一方、リリーの抱えていた嫌な予感は的中し、彼女の生花店に現れたフィンクが、アルバートとその仲間たちの最近の活動について脅迫めいた言葉を残していく。
Episode 5
黄金のバスタブ / SMELT DOWN, THE
ソウル・ゴールドとのトラブルが解決し、サニー・カスティーヨの脅威が過ぎ去った後、アルバートたちは新しいビジネスチャンスを求めて動き出す。クロエは喜ぶチャーリーを引き連れ、バイヤー候補のシェイク・ゼシャン(モー・バーエル)を訪ねる。シェイクはオックスフォード大学出身のアラブの王族であり、新婦へのユニークな結婚祝いを探していた。彼に絢爛豪華な贈り物をさせて残りの金塊を売り払おうというのがクロエの狙いだ。しかし、そのためにはビリーが流れ者仲間を説得し、24金のバスタブという前代未聞の品を鋳造させる必要がある。一方、懲罰房から解放されたヴィックは脱獄計画を決行しようとしていた。リリーはフィンクが必死で金塊を捜しており、それを手に入れるためには暴力的手段もいとわないことをアルバートに警告する。そして、シェイクへの商品引き渡し場所であるジョン神父(レイ・フィアロン)の教会前で、フィンクが恐るべき本性をあらわにする。
Episode 6
脱獄計画 / FLY AWAY YOU NUTTERS
ジョン神父の教会前で起きた大乱闘の末、危険を思い知った若きハスラーたちは、チャーリーのいとこの伯爵が所有する郊外の空き家に避難する。その屋敷でのある出来事により、チャーリーはアルバートがクロエを誘惑していると確信し、旧友であるアルバート、ビリー、チャーリーの3人の間には険悪なムードが漂う。ボブ・フィンクは違法武器の所持容疑をでっちあげてリリーを逮捕。しかし彼が指示に背いて独自に金塊事件を追っていると気づいたテリー・ドワイヤー(クレア・クーパー)によって、目論見は阻止される。ヴィックは刑務所で騒動を巻き起こしながら、忠実な友人であり同房者のヘイテム・オール・ヘンリー(テイマー・ハッサン)と共にチャンスを伺って脱獄。だが妻リリーとの再会は彼が望むようにはいかなかった。リリーを保釈したノーマンが、彼女への想いを打ち明けた直後だったのだ。嫉妬心にさいなまれるチャーリーは、仲間と共にロンドンへ戻ることを拒む。
Episode 7
再会 / COMING HOME TO ROOST
自由の身となったヴィックは町を歩き回る。これに危機感を覚えたアルバートとリリーは、ヴィックが警察に捕まらないよう苦肉の策に出る。完全に“金塊熱”に侵されたヴィックに対して、リリーとアルバートはなおさら金塊の本当の持ち主を伝える気にはなれない。チャーリーはパブで悪目立ちした後、ボブ・フィンクに拉致される。流浪民のリーダーであるディーンおじさん(ブライアン・マッカーディー)は金のバスタブを鋳造し直すことに同意する。その条件は、ビリーが父親殺害についてある人物と話すというものだった。ジョーンズ警視正(ヴィンセント・リーガン)はヴィックを捕まえるべくドワイヤーに圧力をかける。
Episode 8
大決闘 / PEAR SHAPED
金を持っているのがアルバートだと知り激怒したヴィックは、ヘイテム・オール・ヘンリーと共に何としても金を取り返そうとする。フィンクはチャーリーから情報を聞きだそうと拷問を続けるが、チャーリーは固く口を閉ざす。その頃、ナス・ストーンが残りの金を買い取り、ロンドンでの買い物を楽しむため、ニューヨークから到着する。ボブとヴィックはそれぞれ金の秘密の引き渡し場所を突き止め、アルバートとクロエがナスの一行を連れて現場に現れるのを待ち伏せする。現場での戦いが終わった後、ボブはドワイヤーとジョーンズ警視正も金を手に入れようと画策していたことを、身をもって知ることになる。
Episode 9
起死回生の大作戦 / CREEPERS
金を奪われたアルバートと仲間たちは、ヴィックとヘイテム・オールと共にノーマンの家に戻る。ヴィックとアルバートは激しく互いを責め立て、リリーが止めに入るが、その場の全員が後味の悪い思いをする。生気を取り戻したチャーリーはノーマンの家に合流し、拉致とボブの死、そしてドワイヤーとジョーンズの悪しき結託について驚きの事実を語る。リリーは再び金を追うことに断固反対。そこでアルバートは金ではなく、金が買い取られる際の現金を奪うことを提案する。ようやく一致団結したヒル親子とギャングたちは、ヴィックの古い隠れ家に移動。悪徳警官たちとバイヤーの取引現場を襲うための綿密な計画を立てる。しかし、彼らの取引場所を特定するには、重警備のジョーンズの別荘に忍び込まなければならない。
Episode 10
ラストバトル / FAMILY AFFAIR, A
ヴィックがバンの後ろで気絶して横たわっているとは知らないジョーンズとドワイヤーと殺し屋のウィンドラッシュ(ヨハン・マイヤーズ)は、金の買い手であるコルシカ人のギャングと会うためリバプール港へ急ぐ。ヘイテム・オール・ヘンリーはビリーのバイクに乗ってバンを追跡。アルバート、チャーリー、ビリーもヒル一味のオンボロの盗聴用車両で後に続く。リリー、ロティ、クロエはヒル家の隠れ家を爆破したのち、アルバートたちの車を追いかけながら金の取引場所について情報収集を続ける。リバプール港が近づいてくる中、アルバートは敵の目論見を阻止し、ヴィックを救出し、現金を奪い、皆を無事に逃がす作戦をひねり出す。彼が思いついた独創的で危険でクレイジーとも言える作戦は、ヴィック・ヒルをもうならせる妙案だった。